solidworksにおける 部品とアセンブリとボディ・マルチボディ

  • solidworksには、複数の物体の定義の仕方がある.

  • それぞれ似ているようだが、それぞれ、何ができて、何ができないか、が異なる.

分類について

solidworksの物体定義の分類

名称

ファイル

内包できるもの

役割

備考

アセンブリ

あり (.sldasm)

部品、アセンブリ

部品やアセンブリ(サブアセンブリと呼ばれる)同士を結合させる

部品

あり (.sldprt)

ボディ

内部に0個以上のボディがあるはず

基本パーツ単位

ボディ

実体のエンティティ

マルチボディ

実体のエンティティ

単にボディが複数あるだけ、ブーリアン可能


  • 包含関係は、 アセンブリ>サブアセンブリ>部品>ボディ(マルチボディ) と考えて良い.



マルチボディの生成

  • 部品ファイル内で複数のボディをもっていれば、マルチボディと呼べる

    • 複数のフィーチャを用いてボディを生成する際に、 "マージ" を選択しなければマルチボディになる

    • ソリッドボディ(2) などと、ボディが複数になる

  • [フィーチャー] - [組み合わせ] で、加算・減算・共通 などを適用すれば、ボディ間の ブーリアン演算が可能 で、マルチボディ化、もしくは、単一ボディ化ができる.

    • gmshなどで メッシュ生成する際に重要

    • 複数部品をアセンブリにて、 ひとまとめにする 、もしくは、 差分をとって流体の流路を作る際に有用 である.